その店は、定時に開かない。
どうも!親方です。
ここのところ隠れ家ネタが頻出しておりますが、本日も
隠れ家です。
汗
以前、地域ブロガーさんの懇親会にて千葉ニュータウンといろいろ2。さんが
『親方!ブログやるなら高花にある「とむら」取材してきてよ!
営業日が不思議な感じで、気になっているんだけど、情報がなさすぎて』
と、、、
了解!行ってきます。
相変わらずの安請け合い。
食レポばかりやってないで、仕事しろよ。
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お好み焼き『とむら』
地図、場所情報
ストリートビューを見ると、店らしきものがないんだけど
あれまぁ、地下壕にでも入っていくのか?
そりゃ本当に隠れ家だな。
食べログやgoogleMAPに口コミすら書かれていないのに、表示されているくらいだから、よっぽどだぞ!
店舗外観
ありゃま、家だなぁ。
うん?
待てよ。
ストリートビューにはなかった建物があるじゃないですか!
google情報では11時開店。
しかし看板には、11:30〜14:00の文字。
しばし待機!
よし11:30。
あれ?開かない。
人がいる気配がない。
11:32分
TEL「こんにちは、本日店舗はお休みですか?お店の前にいます」
ごめんなさいね!
今開けます。
少し待つと開きました。
it’s 高花 timeです。
お母さんが開店準備です。
店内
小綺麗にされたテーブル席で、椅子は10脚ですね!
メニュー
- お好み焼きミックス 500円
- モダン焼き(ミックス+ヤキソバ)600円
- 焼そば 400円
- 焼うどん(味噌)400円
- 焼うどん(しょうゆ)400円
- オム焼そば 500円
お母さん、オススメは?
やっぱりお好み焼きねぇ
2番目のオススメは?
オム焼きそばかな?
それ一つづつください!
調理
お好み焼き
ここでお父さん登場!
小麦粉にキャベツ、揚げ玉、桜エビ、えび、豚肉、紅生姜を入れお父さんの渾身のミキシングに入ります。
空気をたっぷり含んだ生地を潰さないよう、鮮やかなコテさばきでまるく仕上げます。
こんがり焼き上がるまでの間に、オム焼きそばに取り掛かります。
オム焼きそば
麺を温めているうちに、豚バラを刻みます。
キャベツ、玉ねぎ、もやし、人参を炒めます。
麺と合わせて焼いていきます。
ソースをかけていきます。
おーっと、ここでお父さんに新たなる動きが!
卵を2つ割り、スーパーミキシングでナイスアシスト。
お父さん渾身のミキシング卵を、お母さんが豪快に流し込む。
卵に火が通ったところで、焼きそばとドッキングに成功し、お父さんが丁寧に敷き並べたお皿へスライドイン。
なんか実況風になり、ふざけすぎやしてないか?
お母さんは「もこみちスタイル」で、青海苔をふりかけ
お父さんが絶妙なさじ加減で、紅生姜をセットイン。
これは匠のなせる技と言えるでしょう。
いやいや、お父さん手伝ってるだけだから。
その頃隣のリングでは、お母さんによる
ウルトラC難度の「お好み焼きバックフリップ」
素晴らしい着地。
軸もブレることなく、技術点10点。
あえて言うなら写真がブレたー。
最終仕上げは、ソース、マヨネーズ、鰹節を最高のバランスでセットしフィニッシュ!
調理時間20分!
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実食
お好み焼き500円
ふっくら厚みがあり、中に入っているエビがプリッときいている。
おふくろの味という感じ。
ソースがうまい。
500円でコスパ十分
オム焼きそば500円
こちらはおばあちゃん家で食べる焼きそばって感じ
こちらもソースがうまい。
500円でこれだけ食べられれば十分
とむらのこだわり
取材記
2014年8月3日に開店したという「お好み焼きとむら」
メインの調理はお母さんが行い、お父さんは接客や調理サポートをしている。
お母さんは元々、くるまやラーメンのパートをしていて厨房経験も豊富で、お父さんは観光バスの運転手で全国を回っていたそう。
お母さんが71歳の時、やりたい事をできるうちにと開店。なぜお好み焼きやさんだったのかは、お好み焼きが好きでよく浅草に通って食べていたという。開店にあたり、30万円の授業料を払って、お好み焼きや開店のノウハウを習ってきたそう。
店舗は元々、車庫を建てたそうですが、近所の方々の茶飲み場になってしまったようで、その時点で簡単なキッチンがあったそう。それを店舗を作るにあたり、厨房に改装。焼く鉄板は弟さんから譲り受けたもの。
弱点は、駐車場がないのでコンパクトに折りたためる車があればいいでしょう。
お店の方より駐車場の件に、連絡があり店の前に1台、家の脇に2台ご近所さんの了解を得て止めさせてもらっているとのこと(2019年6月17日追記)
トイレも店内にはありません、とむらさんご自宅のをお借りしましょう。
お母さんのこだわり
お好み焼きのもとの出汁には、日高昆布の一番高いものを使用している。
豚肉は那須高原牧場の豚を使用している。
小麦粉は、おたふく製
もちろんソースもおたふく製
エプロンもおたふく製
その他の食材の仕入れはBIGHOUSE印西店
焼うどんのうどんもBIGHOUSE印西店、それも食塩無使用の一番高いうどん
お母さん、こう見えて調理師さん
毎日営業じゃないわけ
営業日は、水金日なのは毎日じゃ疲れちゃうため。
あと土曜日には、内緒な趣味があるので、水金日の営業だとか。
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衛生ブロガー的視点
店内
客席と厨房の仕切りに若干のホコリが見られます。
客席周辺にホコリは見受けられません
店内はよく整理整頓されています。
お口直し用の飴まで用意されている心配りも。
テーブル周りは綺麗でした。
なぜかインザイ君と母の日の折り紙アート。
厨房
換気扇が綺麗で、とても手入れが行き届いています。
鉄板に前営業日のカスなどがなく、毎営業日ごとに手入れされています。
客席側の仕切り壁も手入れがされています。
トイレ
店舗内にトイレがなく、すぐ横のご自宅内のトイレを利用するようです。
今回は、データなしです。
その他データ
店舗情報
住所:千葉県印西市高花5丁目9−7
電話:0476-46-0062
営業時間:水曜日・金曜日・日曜日
お昼11:30〜14:00
夜 16:00〜19:00
その他情報:駐車場なし トイレは自宅部分のトイレを使用
お店の方より駐車場の件に、連絡があり店の前に1台、家の脇に2台ご近所さんの了解を得て止めさせてもらっているとのこと(2019年6月17日追記)
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まとめ
ネット上にあまりにも情報がなさすぎて、怪しいお店なのかと思って行ったら拍子抜けしてしまった。
とても明るく活発なお母さんと、地元船穂小出身のお父さんとお話しする時間は、とても楽しかったです。
また伺って千葉ニュータウンの昔のことを聞きたくなりました。
ちなみに、味はおふくろの味ということで専門店に比べてしまうと劣ってしまうかもしれませんが、低価格帯で食べられる気安さと、お父さんお母さんの人柄に惹かれて行くお店だと思います。
ちなみに、実はサービスで焼うどん(味噌)を出してくれたのですが、親方の一番推しは『焼うどん(味噌)』です。笑
うどんはBIGHOUSEで仕入れ味噌ソースがおたふくなのには笑ってしまいました。
定時に開かなかった理由は、お父さんが昼寝をし始めてしまったからだそうです。
2件のコメント
お好み焼き とむら · 2019年6月12日 9:54 PM
今回は面白おかしく実況してくれてありがとうございました。家族みんなで笑って読みました。いつも昼寝をしている訳ではなくあの日たまたまですよ。ご指摘のホコリは早速拭きました。あのお父さんのくだりは特に笑いました。良い思い出になりました。またのお越しをお待ちしています。最後に住所が5丁目9-8ではなく5丁目9-7なのでお願いします。
oyakata · 2019年6月13日 2:41 PM
この度は撮影を快諾してくださってありがとうございました。
お父さんお母さんと話していると、とっても和むいいお店だと感じました。
おふくろの味をぜひ続けてください!
住所の件失礼いたしました。訂正しておきます。